7月12日 なんだか違う自分の出現
この日は僕にとって
えげつない経験との出会いの日だった。
そんな日に日記を書かないなんて
今考えれば本当にもったいないのだけれど、
まあ、仕方がない。
近くにいた女の子に話しかけた。
自分から。
正確に言えば、
パーティの宣伝をする女子1人と男子1人。
7割くらい男子に話していたけれど、
女の子にも意外と喋れてた。
どぎまぎした感じ。
多分浴衣を着させられているんだ。
それによって知らない人に見られることへの恥ずかしさ。
そこからどぎまぎしているかのように見えた。
もしかしたらぐいぐい来る
男子大学生に引いていたのかもしれない。
まぁ、そこは良しとして。
もしかしたら、
カッコいい男の子に話しかけられて緊張したという説もある。
そりゃまあ、何とでもいえる。
何とでも捉えられる。
解釈の違いとはこういうこと。
とにもかくにも。
彼女は可愛くて、可哀そうに見えた。
大学生を楽しんでいるかい?
そういいたくなるほどの愛くるしさを
はっきりと持っていた気が今はしている。