11月10日 インフルエンサーについて、なんだかもやもやしたので

久しぶりの投稿。

はあちゅうさんが血液クレンジング

体にいいというデマを簡単に広めてしまったということ、

そして彼女自身がその事象の被害者だと思い込んでいるところが

なんだかもやもやしたので整理してみたい。

 

これはインフルエンサーについての問題なのだと理解した。

彼ら・彼女らは影響力をお金に換算している。

それを広告することによって得られるお金で食いつないでいくことが出来る。

最近、マーケティングについて勉強し始めているが、

この時代に企業として、会社として、

インフルエンサーを利用しない理由はないと感じる。

見込み客に何度もその情報を触れさせ続けるためには、

人々が依存にまで追い込まれているかのような状況になっている

SNSにおける影響力を持つインフルエンサーはテレビの代替な気もする。

つまり、インフルエンサーに企業が近づくことはまさしく健全である。

 

しかしながら、これにはもちろん注意が必要で、

インフルエンサーはリスクを多大に背負わざるを得なくなる。

なぜなら、間違った情報でサービスを行う企業はあまり前面に出ず、

その人によって影響された人が直接インフルエンサーの導きによって

思い通りの行動をさせられたとテレビの広告よりも感じるはずなので、

責任を思い切り背負わなくてはならない。背負い込まなくてはならない。

 

で、例えばそのサービスが科学的に間違っているもしくは

何の証拠もないと分かった場合、

インフルエンサーはデマをマスに広めたことになる。

その事実は変えることなどできない。

これはお金をもらっていなくても、だ。

なぜなら、マスへの影響力を

多大に持つ人こそがインフルエンサーだからである。

だとしたら、インフルエンサーに唯一求められる条件は、

根拠、なのではないかと感じた。

 

根拠を持ち得ていない人に発信する権利などないと言うことは、

暴論でもなんでもないのかもしれない。