7月13日 バイトのそれ
その日はバイト。
ずっと暇。
ちょいちょいサボりながら、店を回る。
呼ばれたら対応をして、終わったら中央通路に戻って
立ち尽くす業務。
暇は苦痛ともとらえられるが、
これほど楽な仕事はないともとらえられる。
社会に出たらどれだけ辛いことが待っているのだろう。
なんだか憂鬱になるが、
今はとても楽しいバイトについている。
楽は楽しい。暇も楽しい。
暇が限定されることが楽しい。
暇を作り出されることが楽しい。
どうやら僕は日常に圧迫されているのかもしれない。
楽しいんだけどね。毎日が。