8月3日 どうやら僕はここで頑張るしかないようだと考えることが出来た。会社に属するということは全く悪いことではないのだけれど、それによって生まれるしがらみを考えればこうして活動していくことは面白いと思った。

東京でのイベント。

中々の人数。

中々の熱意。

皆からこのイベントを楽しもう

という思いが伝わってくる。

何を得られるのだろうか。

なにかが得られるのだろうか。

そんな風に僕だけ思い続けていた。

 

今始まるそのイベント。

表彰される人々。

前に立ちながら自分の思いを伝えようと

涙ながらに喋り続ける人々。

結局は熱意。

知識を得るということは必要。

しかしながら、それでは不十分。

定型化された知識は

確かにそこに存在しているけれど、

それを継続して行い続けることや応用力が大事。

そんなようなことを

みんなが言っていたような気がする。

最後に登壇した人が話していたことに

とても心を揺さぶられた。

 

ポケモンと一緒。

 レベルアップしていって進化しようしているとき、

 僕らはそれを拒否していないかい?

 Bボタンを押していないかい?

 レベルアップすることは必要。

 しかし、もしその過程で自分が変わることに恐れて

 進化していないのであれば、それは問題だろう。

 進化するときは必ず来る。それを受け入れることが出来るか。

 自分を変えることが出来るか。よく考えてみよう。」

 

詳しくは覚えていないけれど、

大体こういうこと。

僕はなんだか思い当たる節があった。

一つは恋愛について。

わんちゃんありそうな女子は

正直僕にしては何人もいたと思っている。

それでもそれをものに出来なかったのは、

それをそれと受け入れず、

距離をとろうと考え続けている自分がいたからだ。

つまり、進化を恐れている僕がそこにいた。

 

もう一つは、この環境についてだ。

勉強ばかりしていても意味がないというのは

まさにその通りだと思った。

それを発展させなければ。

行動しなければ。

そういうことだと思った。

前にもこんなことをあいつに言われたのを思い出す。

その時、僕は僕のその弱点を理解していて、

それが出来ていないことを分かっていながら

それに対して抗う手段が分からなかったので

何も行動できていない時、それをあいつに言われた。

僕のことを何も理解していないあいつに

適当に言われたことで腹が立った。

僕も一応抗おうとしていたんだけれどな、

とそんなことを冷静になれない僕は

その時思っていた気がする。

 

僕は弱さを認めている。

僕は弱い。

だからこそ、

対抗策を考え続けているし、

知識を得ようとしている。

それに行動が付け加えられれば最強なんだろうな。

今の僕でも出来ることをやり続けても

意味がないのだと言われているようだ。

なかなかの言葉だ。

 

僕は変わらなきゃいけない。

良さを残しつつ、悪いところを

段々と無くしていけるようになればいい。

劇的な変化はストレスだ。

それは変わらないこと。

しかし、劇的に変わろうとしないと

認めてくれないのも周りだ。

周りを気にするのはバカだと思う。

変わろうとしている僕は

僕にしか褒められないのかもしれない。

自分と語り合おう。

それが今の僕の最善の、最良の、最高の方向性だと考えた。